鍼治療が効果的でない坐骨神経痛

鍼治療が効果的でない坐骨神経痛

鍼治療は、大腰筋と梨状筋の収縮・緊張から生じる坐骨神経痛の痛みに大変効果があります。
しかし、坐骨神経痛の原因や痛みの程度によっては、鍼治療だけでは不適な坐骨神経痛があります。
そのような坐骨神経痛には以下のようなケースがあります。

1)妊娠によって骨盤内の坐骨神経が圧迫されること痛みが生じている坐骨神経痛:
鍼をすると流産する恐れがあります。辛いですが鍼治療は避け、別の治療法で対処します。
2)加齢による骨の変形などが原因の坐骨神経痛:
手術による治療で骨の変形を治すことが根本療法として必要です。
3)がんなど腫瘍によって神経が圧迫されることが原因の坐骨神経痛:
原因の病気に対する外科手術、化学療法などによる治療が必要です。
4)糖尿病やバージャー病などの血管障害など内科的な病気が原因の坐骨神経痛:
原因となっている病気の治療が必要です。
5)重度の神経圧迫を伴う坐骨神経痛:
鍼治療だけでは限界があるので外科療法、神経ブロック療法などとの併用が必要になります。