鍼治療が効果的な、坐骨神経痛

鍼治療が効果的な、坐骨神経痛

坐骨神経痛の原因として、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など、がありますが、はり治療によって効果があらわれる場合がります。

鍼が効果的であったり、鍼治療を必要とする坐骨神経痛には、内科的問題(重度の糖尿・癌)はなくて、失禁を伴うほどの神経圧迫の無い坐骨神経痛であって、且つ以下の二種類があります。

・大腰筋が痙攣して坐骨神経を圧迫しているもの
・お尻の梨状筋などが痙攣して坐骨神経を圧迫しているもの

坐骨神経の通り道になっている筋肉の代表的なものは大腰筋と梨状筋です。

坐骨神経は、痙攣して硬くなっている筋肉の中を通っていますので、筋肉内の血管と共に神経も圧迫されて、血流が悪くなってしまい痛みや痺れが出現します。
このような症状の場合は鍼治療は効果的で、大腰筋や梨状筋などを刺鍼して、筋肉の痙攣をおさめ痛みを和らげます。

刺鍼によって筋肉は痙攣から解放されると柔軟さを取り戻し、血管の圧迫が緩むに伴い、筋肉内を走っている神経に対する圧迫も緩和されます。
筋肉の圧迫による痛みがなくなり、その結果、血流が改善されると血液によって筋肉に酸素や栄養が運ばれて、健康な筋肉へとよみがえっていきます。

血流がよくなると、痛みの原因物質も運ばれて排出されますので、痛みが治まり症状が改善されていくことになります。

鍼治療で効果が期待できる坐骨神経痛の症状とは
・姿勢によって痛みが和らぐ
・痛む部位の範囲が広い
・夜間に痛む
・身長が小柄で細身の体型の人

以上のような坐骨神経痛は、鍼による治療が適応していると思います。
坐骨神経痛は、痛んでいる筋肉が深い部位にあるインナーマッスルであるため、深部に届く鍼治療は他の治療方法に比べて効果も速く現われます。

また、重度の神経圧迫で、失禁を伴うような坐骨神経痛や、糖尿病や血管疾患による両足の激しい痺れ、癌や腫瘍による神経圧迫が原因の坐骨神経痛などは、鍼治療では効果は得られません。