坐骨神経痛、インナーマッスルの重要性とスロートレーニング

坐骨神経痛、インナーマッスルの重要性とスロートレーニング

坐骨神経痛になる要素として、いわゆるインナーマッスルである筋肉群のパワーが低下していることがあります。

腰痛などに関係している大腰筋といえば、なんとなく腰の奥にある太い筋肉のように思いますが、実は腰の背骨から太ももの骨についている筋肉なのです。

デスクワークのように背中を曲げている状態ではこの筋肉は収縮して、短くなっていると思われます。
その同じ姿勢を長く続けていれば、大腰筋自体も収縮したままとなり、柔軟性も無くなり硬くなって、筋力が低下してしまいます。

そのような状態の時に、何も考えないで重い物を持ち上げたり、急にゴルフなどのような腰を捻るスポーツをしたりすることで大腰筋が伸びてしまい、いわゆる肉離れ状態になります。筋痙攣の状態で、よくいわれるぎっくり腰を発症してしまいます。

大腰筋の近くには坐骨神経痛があるので、簡単に坐骨神経痛に衝撃を与えていきます。
始めのうちは年に何回かぎっくり腰を起こす程度で治っていきますが、これを何度も繰り返していくうちに癖になって、くしゃみをしただけでも大腰筋が痙攣してしまうほどになってしまいます。坐骨神経痛の始まりです。

そこで重要なのが、インナーマッスルトレーニングです。
大胸筋や、上腕二頭筋のようなアウターマッスルは、鍛えれば大きなパワーを出しますが、動きは直線的なものです。

これに対してインナーマッスルはアウターマッスルを補助していて、体をひねったり手足を曲げたりすることに優れた筋肉なのです。
また、関節をしっかりと固定する役目があるので、関節痛などの痛みを解消する働きや、ボデイバランスを向上させる役割も果たしています。

筋肉はパワーがあるだけではダメで、パワーを効率よく、多彩に動かせる柔軟性がとても重要で、インナーマッスルとアウターマッスルの両方をバランスよくトレーニングすることが必要になります。

トレーニングを行なう場合には、一般的にはスロートレーニングで、比較的ゆっくりとした動作のトレーニングがインナーマッスルには伝わります。

スロートレーニング腹筋では、あごを引いて、息を吐きながら1,2,3と身体をゆっくりあげます。
身体をあげた状態で3秒停止し、息を吸いながらまたゆっくりと身体を降ろします。

という具合に、反動をつけて早い動作をするのではなく、呼吸を止めないでゆっくりとした動作でトレーニングを行うのです。
回数は10回を1セットとして、まずは1日2セットできるように頑張りましょう。

スロートレーニングは、女性や筋肉トレーニングの初心者、病気や怪我などによるリハビリを行っている方に最適なトレーニング方法です。

スロートレーニングは、動きがゆっくりなので、じわじわと筋肉を強化していくことができ、適所に負荷がかかるため、最適な筋肉をつけることができるのです。

反動をつかわないので安全性も高く、筋肉が付きすぎるという事がなく、たるみをとり引き締まった体作りにつながり、まさに女性にはもってこいの運動だといえます。