坐骨神経痛とストレスとの関係

坐骨神経痛とストレスとの関係

脊髄とは脳から背骨の中を通って伸びている太い神経のようなもので、人間の体を動かす様々な指示は、脳からこの脊髄を使って全身に伝わるので、人間にとってとても大切な部分です。

坐骨神経は、その脊髄から下半身に伸びている太くて長い神経です。
坐骨神経が障害を受けることで 腰やお尻の周りなど下半身に激しい痛みを伴う症状を、坐骨神経痛といいます。

坐骨神経痛になる原因は様々で、個人の生活環境や体型などによっても異なります。
坐骨神経痛の場合には、整形外科で診察を受けて原因の特定をするのですが、まれに、整形外科では原因を特定できない場合もあります。

原因不明と云われるもので、その場合にはストレスが原因となっていることが多々あります。

神経には、意識して体を動かす運動神経と、情報を脳に送るための感覚神経の他に、意識せずに自動で働いている自律神経があります。

坐骨神経はこの全ての神経から成り立っており、ストレスが影響を及ぼすのは主に自律神経となります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、活発に動いたり、緊張状態が続いた場合に交感神経が機能し、リラックスしている状態(就寝時など)には副交感神経が働きます。

この二つの神経がバランスよく働くことにより、人間は正常な状態を保つことができるのです。

職場での多忙や人間関係によってストレスがたまると、身体のあちこちに様々な症状が現れ、坐骨神経痛もその一つとなります。

ストレスを感じると、交感神経が優位な状態になり、その状態が長期間続くと、血流の流れが悪くなり、筋肉も緊張状態が続くことから神経が圧迫され、頭痛、肩こり、また坐骨神経痛などの症状が出ることが考えられます。

坐骨神経痛も、交感神経と副交感神経のアンバランスによる自律神経の乱れから、筋肉の緊張や血行不良を起こし、腰痛になってしまうことがあるのです。

ストレスがたまると、腰痛だけではなく頭痛、過敏性腸症候群や不眠症など、様々な不調を訴えるようになります。
これらの症状を予防するためにも、ストレス源を断ち、快適に生活することが重要になってきます。