若者の坐骨神経痛の原因疾患

若者の坐骨神経痛の原因疾患

神経痛などというと中高年に多い症状と思われがちですが、近年では生活習慣の変化などが原因で、若者にもこの坐骨神経痛になる人が増えてきているといいます。

坐骨神経痛は病名ではなく、症状の名です。
坐骨神経痛という名の痛みということなのですが、その痛みには原因となる疾患があります。

坐骨神経痛の原因は、若者と高齢者には大きな違いがあります。

高齢者が坐骨神経痛になる場合、腰部脊柱管狭窄症や帯状疱疹、変形性腰椎症、また糖尿病がその主な原因になります。

しかし、若者が坐骨神経痛になる場合、その原因となるのは腰椎椎間板ヘルニアが主な原因となっています。

椎間板ヘルニアは、椎間板の存在する首や腰など、その部分を酷使すると起こってしまうものですが、腰の場合は座っているだけでも起こる可能性があります。

腰椎椎間板ヘルニアは、20歳を過ぎると徐々に増加してくる疾患です。
デスクワーク、車の運転などで座っている時間が長いことや、軽作業が多い人などの姿勢の悪さも影響して、それらが腰に負担をかけることになり、腰椎椎間板ヘルニアを引き起こしてしまうのです。

腰椎に大きな力が加わったり、衝撃が加わったりする事でなってしまいます。
症状は腰の痛み、足の痺れ、足の痛み、麻痺などがあります。

坐骨神経痛は若者でもデスクワークの人に多いと云われている理由は、若者に腰椎椎間板ヘルニアを抱えている人が多いという事にほかなりません。

腰椎椎間板ヘルニアが坐骨神経痛の原因となっている場合、セルフチェックをしてみると、

・多くは下半身の左右どちらかが痛む(ヘルニアの位置や大きさによっては両側に見られることもある)
・寝る体勢で痛みが有る方の脚を持ち上げると、一段と強い痛みを感じる
(この現象を「ラセーグ兆候」といいます)

というような症状があれば椎間板ヘルニアであることは疑いようがありません。

若者の坐骨神経痛でもヘルニア以外の原因も考えられますが、他のことが原因であるならこのような現象は起こりません。

その他、梨状筋症候群によっても 坐骨神経痛が起こることが多いといわれています。
腰椎椎間板ヘルニアは比較的急激に発症し、ラセーグ徴候が起こります。

梨状筋症候群が原因で痛みが出る場合は、症状は比較的緩徐に発生し、ラセーグ徴候は起こらないことが多いようです。
梨状筋間で坐骨神経が圧迫されることによって発症し、仕事や運動のストレスで悪化します。

若いからといって油断することなく、日頃の姿勢には十分な配慮が必要です。