坐骨神経痛・腰痛と膝痛の痛みスパイラル

坐骨神経痛・腰痛と膝痛の痛みスパイラル

坐骨神経痛は、主に臀部から下肢、特に大腿部の裏側にかけて激痛が走る症状ですが、臀部のみの疼痛、臀部から大腿部の裏側にかけての痺れ、下肢全体が痛み痺れる場合があります。

腰痛や坐骨神経痛で下肢が痛むと歩きづらくなり、つい痛い所をかばうようになり不自然でアンバランスな歩き方や動作を無意識のうちにしてしまっています。
それが原因で膝が炎症を起こして痛むことがあります。

それは、特に加齢などによって膝関節の軟骨が変性して起こる、変形性膝関節症があるのだけれど、それが潜在的なものであり痛みが出ていないという方に起こりやすいとされています。

中年以降の特に女性の方に多い変形性膝関節症は、加齢とともに骨を覆う膝関節の軟骨が徐々にすり磨り減り、膝骨も変形することが原因で、骨と骨が直接擦れ合ったり神経が圧迫されて痛みが出たりする疾患です、

膝の痛みの症状が出ていなくても、変形性膝関節症およびその予備軍の状態の方が非常に多くなってきます。

またその逆で、膝が痛むのでかばってアンバランスな歩行・動作を行い、結果、腰痛や坐骨神経痛が発症することもあり、痛みの連鎖を起こすことになります。
不自然の歩き方でギックリ腰をおこす場合もあります。

それだけではなく骨盤や仙骨、背骨、頚椎の動きも異常になり、筋肉や靭帯、関節、椎間板、神経、血液、リンパ、はたまた内蔵機能、脳脊髄液の循環など身体のほとんど全ての機能がおかしくなるといっていいぐらい、様々な病気を招く原因にもなりかねません。

人間は重力に逆らって2本足歩行を行っています。
また、頭もスイカほどの重さがあり他の動物に比べて重く、首、背中、腰、下肢、膝などには大きな負荷がかかっています。

加齢も手伝って、どこかを傷めて、そこをかばう不自然な姿勢や歩行・動作を行えば、他の部位にかかる負担が大きく、アンバランスになり、関節、神経、椎間板、靭帯などを傷めて痛みを生じることになってしまいます。

以上のように、膝の痛みは多くの問題を起こす要因となりますので、二次的な痛みを防ぐには、膝の痛みを取り去り、正しい姿勢、正しい歩行・動作に戻す事が非常に大切です。