坐骨神経痛の原因「椅子に座る姿勢」

坐骨神経痛の原因「椅子に座る姿勢」

坐骨神経痛は腰痛や下肢に痺れをきたし、重症化すると日常生活に困難をきたすようになり、厄介な症状といえます。

坐骨神経痛を引き起こす大きな要因は、「姿勢の悪さ」だといわれています。
パソコンが仕事や生活にすっかりと入り込んでいる現在では、坐骨神経痛予備軍の方がどんどんと増加していると考えられます。

パソコンを使う事が欠かせなくなっている現在では、デスクワーク従事者は一日の仕事時間を殆ど座ったままの姿勢で過ごすことになります。

椅子に座って仕事をするということは一見非常に楽なことのように捉えられがちですが、これは大きな間違いで座っている時の椎間板への負担は、立っている時の1.4倍にもなるといわれているのです。

デスクワークや車の運転を仕事としている方に坐骨神経痛を発症している方が多いのは、悪い体勢で座り続けることが原因と考えられるのです。

悪い姿勢のまま長時間過ごすと、特定の筋肉に負荷が集中し筋肉の凝りを招き、腰椎に大きな負担がかかるようになってきます。

正しい座り方のポイントは、椅子に深く腰掛け、骨盤が背もたれにくっつくように垂直になり、猫背にならないようにする事です。

坐骨は骨盤の下の部分で左右一対からなり、座ったときに最下部になり、文字通り座るための骨ともいえ、坐骨で座るという事を意識することで、立っている時とほぼ同じ骨盤の状態を保つことができることから、一番小さな力で背骨を支えることになります。

背中は背もたれに付いても良いですが、もたれかかってはいけません。
背中が丸くて、椅子の入隅と腰の間に隙間ができる場合は、その部分をバスタオルや座布団等で隙間をうめ、座った時の腰のカーブが自然になるように工夫してみてください。

また、踵がしっかり床についていることも大事なポイントです。
踵が浮くようであれば、椅子の高さを調整するか、足台などを設置して踵が浮かないように座ります。

長時間座る事を強いられるデスクワーカーや車の運転手さんなどは、椅子にもこだわるべきでしょうが、最低限のポイントとして坐骨で座ること、そして座った時に踵がしっかり床面についていることを意識するが必要です。

姿勢の悪さからくる体の歪みは、坐骨神経痛をはじめとする様々な腰痛を引き起こすことにつながってきます。
座って仕事をする機会が増えている今でこそ、私たちは姿勢についてもっと注意を払わなければなりません。