坐骨神経痛について

坐骨神経痛について

神経痛とは、特定の末梢神経の支配領域に、発作性、反復性の痛みがある状態を指します。症状が長時間持続することは殆ど無く、発作は1回につき数秒から数分間で終わることが多く、無症状の時間を挟み、繰り返します。

坐骨神経痛はその神経痛の一つで坐骨神経が走行している臀部から太腿後面にかけて鋭い痛みやしびれを伴う症状の総称のことで、坐骨神経が刺激・圧迫されることに起こる神経痛をいいます

一口に坐骨神経痛といっても、様々な病名や症状が隠れていることがあり、病院で詳しく見てもらうと、脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群といった原因疾患が特定されるようになります。
「単独」で発症する病気ではなく、腰の病気に伴って 併発する「症状」なのです

運動系、知覚系、自立神経系等の症状にも分けられ、坐骨神経痛はかなり範囲の広い症状を含んでいることになります。

このように坐骨神経痛の症状は様々で、また、年齢によっても異なることがあります。
腰の辺りが痛いから坐骨神経痛だ、と安易に決めるのはよくありません。
病院で症状を見極めて、最適な治療をするようにしなければなりません。

坐骨神経痛の治療は原因疾患に関わらず、まずは症状を和らげる対症療法が主体となり、保存的療法が開始されます。

薬物療法、理学療法、ブロック注射などを十分に行っても痛みが軽減しない場合や、膀胱や直腸などに障害(排泄障害)があらわれた場合には手術が検討されます。