坐骨神経痛の注意事項

坐骨神経痛の注意事項

坐骨神経痛は病名ではなく、腰痛や下肢の痺れなどの症状を全般に坐骨神経痛と呼ぶ症状名です。
原因は様々で、その症状も原因によって違います。

坐骨神経痛の症状があって病院に行くと、レントゲンやMRIなどで原因疾患の特定を行います。

病院では、原因疾患や症状に合わせて対症療法を行います。
坐骨神経痛は自身の仕事や生活習慣などが要因となることが多く、病院での治療効果を上げるためにも、患者自身が日常生活を反省し、患部を労わる生活をしなければなりません。

【姿勢】

腰痛や坐骨神経痛の一番の原因は「姿勢」にあります。
正しい姿勢・・・つまり、腰に負担かからない姿勢でいることが大切なのですが、「正しい姿勢」がどのようなものかよく解らないと思います。

正しい姿勢を身につけるには、医師や理学療法士さんなどの専門の方に指導してもらう事をお勧めします。

畳や床に座る時に一番良いのは正座です。
正座を崩す横座りや足を両側に崩す座り方、両膝を立てて座る体育座りは、腰の歪みを生じますので、坐骨神経痛の引き金になります。

長時間の正座の場合は、座椅子を使って足を投げ出すか、あぐらをかいて座るようにしましょう。

イスに腰掛けるときは椅子の奥深く腰を掛け、足を組まず、体重を両尻に均等にかけるように座りましょう。

寝具は腰が沈み込むような柔らかいマットレスや布団は使用しないようにしましょう。
痛む時は、痛い方を上にして横になって身体をエビのように丸める姿勢で寝ると痛みが少し和らぎます。

【冷え対策】

坐骨神経痛は、腰・下肢の冷えが原因となる事が多く、まずは日常的に下半身を冷やさないようにしなければなりません。

若い時は何事もなくて冷えに対して無防備ですが、そのことが中年以降の腰痛など大きくかかわってくることがあります。
あまり露出の多い服装は良くありませんし、夏でも靴下を履くというような心掛けが必要です。

【天候】

坐骨神経痛に限らず神経痛は、湿気の多い日や寒い日に発症しやすくなります。
季節や気圧の変化には敏感に反応して症状に影響を及ぼしますます。
天気の悪い日や寒い日、冬は症状が悪化しやすいので、外出する際には身体を冷やさないような工夫が必要です。

【肥満】

腰は上半身の重さを支えており、体重の増加は腰に大きな負担をかけてしまいます。
栄養のバランスを考えた食事を3度きっちりと摂るように心がけましょう。

また、適度の運動を継続的に行なう事が肥満対策の重要なポイントです。

その他女性の方の高いヒールの靴や、靴底の硬い靴も腰に負担をかけてしまいます。
歩く機会の多い方は靴も重要な要素となります。