坐骨神経痛と漢方薬

坐骨神経痛と漢方薬

坐骨神経痛で整形外科を受診した際には、坐骨神経痛の原因疾患は何であるかを判断し、その疾患ごとに治療が開始されます。

多くの場合で、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因の整形外科的坐骨神経痛であることが多く、多くの場合で薬物療法、理学療法などの保存療法で治療は勧められます。

整形外科で処方される薬は鎮痛剤などでは副作用が出る事もあり、患者さんによっては漢方薬での治療を望むことがあります。

漢方による療法に即効性はありませんが、体を根本から改善し健康に導いてくれる効用は期待できます。

漢方薬では、坐骨神経痛は、淤血(おけつ)、つまり、血行障害が原因であると考えられています。

外傷や冷えなどが身体に悪影響を与えると、その影響が腰の辺りに及んで、腰で局部的な炎症が発生し血流が悪化します。

血行不良は酸素や栄養の供給不足を引き起こし、炎症が起きている部位で痺れや痛みが発生することになるのです。

漢方薬では、全て「身体の内側」で起きている事が、坐骨神経痛の根本的な原因であると考えます。

坐骨神経痛が長引いている人の場合、血液は長期にわたって酸素や栄養不足となっており淀んでいるため、本来の血液としての働きが出来なくなっています。

漢方薬による坐骨神経痛の治療法は、冷えなどによる炎症を抑え、神経及びその周囲の組織にできている、淀んでしまった血液を取り除くというのが基本的な考え方です。

坐骨神経痛に効くといわれる漢方薬にはいくつか種類がありますが、患者さんの症状や体質によって処方も変わってきます。
市販の漢方でも良いですが、できれば漢方医などに相談して自分にあった漢方薬を処方してもらうのが良いでしょう。

また、病院でも漢方薬を処方してくれる所も在りますので、医師に相談してみると良いでしょう。