坐骨神経痛の予防

坐骨神経痛の予防

坐骨神経痛が起こるには、原因となる疾患があるはずです。

整形外科的要因としては、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎辷り症、梨状筋症候群などが考えられます。

つまり、これらの疾患を予防する事で、多くの場合で坐骨神経痛は予防できるという事になります。

まず腰に負担がかかるような行為や姿勢、無理に重いものを持つこと、慣れない中腰での作業はなるべく避けるようにすることです。

体重の増加にも注意を払う必要があります。
坐骨神経痛の要因となる腰椎は、上半身の体重を支えている重要な部位で、太りすぎは腰椎に大きな負荷となります。

栄養のバランスのとれたきっちりとした食事をする事、ウォーキングなど適度な運動やストレッチなどを行う事も大切です。
特にプールでのアクアスポーツは、腰への負担も少なく効果的です。

また、ストレッチ体操、腰痛体操は、腰の柔軟性を養い、腰椎にかかる負担を軽減することができます。勢いをつけず、ゆっくりと行うことが肝要です。

ゴルフや野球をする時、一方向の動きが多いので、それとは逆のスイングをする事も必要です。

一番重要なのは、意識をする事です。
普段から「坐骨神経痛の予防」を意識することで、自然と腰椎にかかる負荷を軽減できるようになります。

些細なことですが、食べ物を噛む時にも、左右両方の側で均等に噛むなどの咀嚼が大切になります。

また、バッグを手に持つ・肩から下げる時も同じで、癖で一方にかたよっているはずですから、左右均等に持つようにする事も意識すればできる坐骨神経痛予防となります。

身体を冷やさない事も重要です。
神経痛は湿気と寒さを好むので、気温や気圧の変化も影響してきます。
特に慢性腰痛症の人は足腰が冷えやすく、坐骨神経痛になりやすいので、季節の変わり目などには着衣などに気を配り、入浴でしっかりと温めて下さい。

さらに、姿勢も大きく影響してきます。
長時間椅子に座る時も腰を深くかけ、意識して左右の坐骨に均等に体重がかかるように心がけましょう。

坐骨神経痛の予防としては、腰に負担をかけないことと、腰回りの筋肉を強化し柔軟性を保つことが基本になります。

また、病院への積極的な定期健診も大切な事です。
内科的疾患が原因となっている場合には命に関わる危険性もあります。
「ちょっとした腰痛」でも、坐骨神経痛は放置していて良くはならず悪化する一方です。

坐骨神経痛は普段の意識により、予防、軽減することも可能ですが、僅かでも腰痛や下肢に痺れを感じて、それがなかなか良くならない場合などは、手遅れになる前に積極的に医師の診断を受けるようにしましょう。